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ご出産前から高齢の方まで幅広くお口のケアをサポート

ご出産前から高齢の方まで
幅広くお口のケアをサポート

富士見ヶ丘駅近くの嶋デンタルクリニックは、妊娠中の方から高齢の方まで最適な治療と口腔ケアで、患者様のお口の健康をサポートいたします。妊娠中やご出産された方、0~5歳の乳幼児、1~5歳のお子さま、小学生のお子さま、中学生・高校生の方、20~30代の方、40歳以上や65歳以上と、それぞれの年齢に合わせたお口のケアがあります。年齢別に必要なお口のケアをご紹介しましょう。

ご妊娠・ご出産された方

セルフケアと歯科検診

セルフケアと歯科検診

妊娠中の歯科検診で
マイナス1歳からしっかり虫歯予防

妊娠中は糖分の多い飲食物や酸性食品を控え、食後のブラッシングやうがいをこまめに行い、セルフケアに努めてください。気分が悪いときはうがいだけで構いません。つわりが収まる4~5ヶ月頃に歯科検診を受けましょう。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中に虫歯菌はいません。大人がうつさないように、虫歯や歯周病は早めに治療するようにしてください。

Q&A

Q1妊娠中は赤ちゃんのために、カルシウム不足で歯が悪くなりますか?
Q1赤ちゃんがカルシウムの栄養を摂るために、お母さんの歯がもろくなることはありません。ただし、妊娠中はお口のケアが難しく、虫歯や歯周病が進行しやすいので、4~5ヶ月に一度、歯科検診を受けましょう。
Q2妊婦の歯周病は早産に関係するのは本当ですか?
Q2歯周病は早産や低体重児出産のリスクを2~4倍に高めると報告されています。歯周病菌が血中から子宮内に入り、炎症を起こして子宮が収縮するためと言われます。
Q3妊娠中にカルシウムを多く摂ると、子どもの歯が強くなりますか?
Q3カルシウムだけでなくさまざまな栄養が必要です。乳歯は妊娠7週頃から作られ始めるため、妊娠中はバランスの取れた食事が大切です。

乳幼児(0~5歳)

指しゃぶりなど生活習慣に注意

指しゃぶりなど生活習慣に注意

乳幼児期の生活習慣が歯並びと
正しい噛み合わせを作る

乳幼児期の生活習慣は歯並びに大きく影響します。口の機能発達のために授乳は母乳をおすすめします。うつ伏せは顎に負担がかかり、噛み合わせに影響するので、仰向けに寝かせましょう。3歳を過ぎての指しゃぶりやおしゃぶりは止めさせてください。5歳までは食事中によく噛んで食べることや姿勢に注意し、頬杖をつく習慣に気をつけてください。

Q&A

Q1矯正治療はいつ頃始めればよいですか?
Q1歯並びの状態で異なります。乳歯であれば、歯並びに異常が見られたときに、歯科医院で矯正治療の適切な開始時期を診断してもらいましょう。
Q2子どもが夜中に歯ぎしりをしますが、大丈夫でしょうか?
Q2お子さまの歯ぎしりは特に問題ありません。歯ぎしりの原因はよくわかっていませんが、緩和することが多いので、様子を見るようにしましょう。ご相談ください。
Q3前歯にかなり隙間がありますが、いつ頃閉じますか?
Q3乳歯の隙間は「発育空隙(くうげき)」と言い、あっても問題はありません。隙間がある方が、永久歯に生え変わる際に歯列がガタガタになりにくく、キレイな歯並びになることがあります。ご相談ください。

1~5歳のお子さま

幼児期の正しい食習慣とお口のケアで乳歯の虫歯予防

噛みごたえのあるおやつメニュー

噛みごたえのあるおやつメニュー

乳歯が生えそろう幼児期は正しい食習慣が大切です。幼児は一度にたくさん食べられないので、おやつで栄養補給します。時間を決め、砂糖を使わない食品を食べさせ、飲み物はお水にしましょう。よく噛んで食べるために、食物繊維の多いきのこや海藻類、野菜、魚の干物など噛みごたえのあるメニューがおすすめです。食後には必ずうがいかブラッシングを習慣づけてください。

乳歯は大人の仕上げみがき

乳歯は大人の仕上げみがき

乳歯が生えてきたら歯ブラシを持たせてブラッシングの練習を始めますが、みがき残しが多いので、大人が仕上げみがきをしてあげてください。

周りの大人から虫歯予防

周りの大人から虫歯予防

乳歯の虫歯はまわりの大人がうつすことが多く、約1歳半から3歳頃は特に虫歯に感染しやすい時期です。口移しや大人と同じスプーンで食べさせたりしないように注意し、ご自分のお口の環境も整えるようにしましょう。

Q&A

Q1乳歯の前歯が茶色くなるのはなぜでしょうか?
Q1食べ物の色素などが原因で、特に心配はありません。ブラッシングを始めると着色しにくくなります。どうしても気になる場合は歯科医院で落とすことが可能です
Q2前歯の仕上げみがきをしやすくする良い方法はありますか?
Q2お口を「イー」の状態にして、人差し指で上唇を持ち上げます。歯と歯ぐきの境目にブラシが当たると痛がるので、人差し指の腹で境目を隠し、みがいてあげてください。
Q3歯並びを悪くしないために、気をつけることはありますか?
Q33~4歳を過ぎての指しゃぶりや、唇を吸う、舌を突き出す、お口をぽかんと開ける、頬杖をつくなどのクセは注意しましょう。

小学生のお子さま

永久歯を虫歯にしないための正しい食習慣とお口のケア

大切な六歳臼歯を虫歯から守る

大切な六歳臼歯を虫歯から守る

6~7歳頃に生え変わる六歳臼歯(第一大臼歯)は、将来の歯並びや顎の大きさを決める重要な役割があります。生え始めは歯の表面が軟らかく、溝が多いため、ブラッシングしづらく、虫歯になりやすいので、特に気をつけましょう。

永久歯に生え変わる時期の食事

永久歯に生え変わる時期の食事

上下の六歳臼歯が生える頃は噛みごたえのある食品を取り入れましょう。前歯が生えそろう時期は適切なひと口の量を前歯で噛み切れるように、食材をやや大きめに切ります。生え変わりの時期は噛む力が低下するので、よく噛んで、時間をかけ、ゆっくり食べさせるようにしてください。

虫歯菌を取り除くブラッシング

虫歯菌を取り除くブラッシング

歯ブラシは1本ずつ小さく動かしながら丁寧にブラッシングします。歯の表面は直角に当て、奥歯の裏面は少し斜めに入れ前後に動かし、前歯の裏面は歯ブラシを立て、縦方向に動かすのがコツです。

Q&A

Q1仕上げみがきは何歳まで続けるのでしょうか?
Q1お子さまにもよりますが、小学校低学年くらいまでは仕上げみがきをしてあげてください。10歳になるまでは保護者の方がみがけているかチェックすることが望ましいです。
Q2フッ素を塗っていたら、ブラッシングは必要ありませんか?
Q2早めにフッ素塗布を行うと確かに虫歯予防の効果がありますが、フッ素だけで予防はできません。毎日のブラッシングやきちんとした食習慣、歯科医院の定期検診が大切です。
Q3スポーツドリンクは歯によくないそうですが、本当ですか?
Q3スポーツドリンクは糖分が多く、虫歯の原因になります。常に持ち歩くと、だらだら飲みの習慣もつきます。常に飲むのは止め、飲んだ後は水でうがいしてください。脱水症状や食欲不振のときは即効性があるので、上手に利用しましょう。

中学生・高校生の方

歯肉炎や虫歯が急増する思春期はお口を守る適切な口腔ケア

思春期に多いお口のトラブルとその原因

思春期に多いお口のトラブルとその原因

中学生・高校生になると塾通いや部活などで保護者の目が届きにくくなり、夜更かしなどで生活習慣が乱れ、甘い物を摂りすぎたり、間食したりする機会が増えるため、虫歯が増えます。思春期は身体が急に大人に近づき、体内でホルモンが一気に増加するため、バランスが乱れて歯肉炎を発症しがちです。男子よりも女子の方がかかりやすいとされます。

また、思春期はストレスを感じることが多く、ストレスから唾液が減少し、虫歯や口臭の原因になります。他に口呼吸の習慣があれば、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなることも、虫歯や歯肉炎の原因です。

お口のトラブルの対策

お口のトラブルの対策

糖分の多い炭酸飲料やスポーツドリンク、お菓子を控え、よく噛んで規則正しい食生活を心がけます。口呼吸はせず、毎日のブラッシングと十分な睡眠、適度な運動と歯科医院での定期的なケアを受けましょう。

Q&A

Q1親知らずは抜いた方がよいでしょうか?
Q1一番奥に生える親知らずは歯ブラシが届きにくく、虫歯にはなりやすいです。特に虫歯や歯ぐきの炎症がなければ、必ずしも抜く必要はありません。ご相談ください。
Q2虫歯はないはずなのに、歯がしみるのはなぜでしょうか?
Q2虫歯がないのに歯がしみるのは知覚過敏であるケースが多いです。自然に治ることもありますが、症状が続くようなら、歯科医院にご相談ください。
Q3食事中や口を開け閉めすると顎に痛みや違和感があるのは大丈夫でしょうか?
Q3顎関節症の疑いがあります。ストレスや普段の姿勢、噛み合わせなどの原因が重なり、限界を超えると発症すると考えられています。顎の痛みや違和感は歯科医院にご相談ください。

20~30代の方

歯の健康への意識を持ち、生涯を通じたお口の健康づくり

20~30代のお口のトラブル

20~30代のお口のトラブル

歯周病は歯ぐきが腫れ、出血するだけでなく、細菌によって顎の骨が溶かされてしまう病気です。中高年の病気と思われがちですが、20~30代の半数以上が既に発症しているか、その予備軍と言われます。また、仕事や子育てに忙しく、虫歯を放置し、悪化するケースが少なくありません。歯周病も虫歯も早めに治療するほど、費用も時間もかかりません。

おすすめは歯科医院のPMTC

おすすめは歯科医院のPMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯ブラシでみがき残したバイオフィルムや、歯周ポケット内のプラーク(歯垢)を専用機材で除去します。PMTCでプラーク(歯垢)がつきにくくなり、歯周病の予防・改善もできます。

家庭ではデンタルフロス

家庭ではデンタルフロス

歯と歯の隙間の虫歯を防ぐにはデンタルフロスの使用が効果的です。まずは1日1回習慣化してみましょう。

Q&A

Q1なぜ、歯の色が白い人と黄色っぽい人がいるのですか?
Q1歯は黄色っぽい象牙質に半透明のエナメル質が覆っているため、エナメル質が透明または薄い人ほど、象牙質の黄色味が見えます。紅茶やコーヒー、タバコが原因で歯が黄ばんで見える場合もあります。
Q2朝、起きたときに口臭が強くなるのはなぜですか?
Q2睡眠中は唾液の分泌量が少なく、細菌が繁殖しやすいためです。口臭を防ぐには就寝前にしっかりブラッシングを行いましょう。朝食をよく噛んで食べると唾液の分泌が促され、午前中は口臭の抑制効果があります。
Q3生理のときに歯がうずくことがあるのですが、大丈夫でしょうか?
Q3生理中は女性ホルモンがさかんに分泌されます。歯周病菌の中には女性ホルモンを好むものがあり、生理中に歯肉が腫れることがありますが、一時的なもので、生理が終わると収まることが多いようです。

40歳以上の方

働き盛りは年に1~2回の定期検診で歯周病を予防

歯を失う怖い歯周病

歯を失う怖い歯周病

歯周病は中高年が発症するリスクが高く、自覚症状がほとんどないまま重症化することが多い怖い病気です。成人が歯を失う原因のトップが歯周病で、40~69歳の80%以上に歯ぐきのトラブルが認められます。歯周病はお手入れ不足や生活習慣が関係しています。

根面う蝕に注意

根面う蝕に注意

歯周病や加齢などで歯ぐきが下がると、歯の根元のもろく柔らかい表面が露出し、虫歯(根面う蝕)ができやすくなります。神経が近いため、治療の際に神経を取る場合もあります。毎日のお手入れと生活習慣の見直し、定期的なクリーニングで歯周病や根面う蝕を防ぎましょう。

骨粗しょう症の治療前に歯科検診

骨粗しょう症の治療前に歯科検診

閉経後の女性はホルモンの減少により骨密度が急減し、骨粗しょう症のリスクが高まります。顎の骨にも影響を与え、歯周病の重症化にもつながるとされます。骨粗しょう症の治療薬は顎の骨に影響を与えるケースがあるので、投与する前に歯科検診を受けてください。

Q&A

Q1年齢と共に口臭がきつくなりますか?
Q1年齢を重ねると必ずしも口臭が強くなるわけではありません。歯周病や虫歯、ドライマウス、歯の隙間に食べ物が挟まるなどで口臭が強くなるのです。
Q2歯ぐきがやせて下がってきましたが、長時間ブラッシングして大丈夫ですか?
Q2ブラッシングに時間をかけることは問題なく、丁寧にみがくことは大切です。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけ、さらに下がる原因になるので、力加減に気をつけましょう。
Q3歯の間に食べ物がはさまりやすくなりました。お口のお手入れの注意点は?
Q3歯ぐきが下がると歯の根元に隙間ができ、プラーク(歯垢)などの汚れがたまります。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って汚れを落としてください。

65歳以上の方

いつまでもいきいきと楽しく暮らすために適切なお口のケア

オーラルフレイルで身体全体の衰えに

オーラルフレイルで身体全体の衰えに

年齢と共に噛む力や飲み込む力が低下(オーラルフレイル)し、軟らかいものを食べ続けることで口腔機能がさらに低下します。食欲低下による栄養不足、会話不足により人との関わりも少なくなり、身体全体が衰えます。オーラルフレイルの予防には、飲み込むための唇や舌のトレーニングが有効です。

ドライマウスに要注意

ドライマウスに要注意

老化現象やお薬の影響で唾液の分泌量が減ると、食べ物が飲み込みにくく、舌に痛みを感じるようになり、虫歯や歯周病、口臭を悪化させます。噛む回数やうがいの回数を増やし、こまめに水分補給するなどして予防しましょう。

入れ歯と上手に付き合うために

入れ歯と上手に付き合うために

入れ歯は軟らかいものから食べて少しずつ慣らします。自分に合った入れ歯にするためには定期的な調整が必要です。合わないまま放置すると、食べ物が噛みにくく、口の中を傷つけます。定期検診でお口の状態をチェックしましょう。

Q&A

Q1欠けてしまった入れ歯の修理はできますか?
Q1状態によって変わります。なるべく早く歯科医院にご持参ください。
Q2口臭が気になるのですが、どうすればいいですか?
Q2加齢により唾液の分布が減るため、お口の中で舌や粘膜に変化が現れます。人によっては口臭や味覚障害を引き起こすケースもあります。歯周病や健康面も影響することもあるので、ご相談ください。
Q3歯がなくてもお口のお手入れは必要ですか?
Q3すべての歯がなかったり、胃ろうで栄養を摂るなど、お口から何も食べていなかったりしても、口腔ケアは必要です。粘膜は新陳代謝を繰り返し、古い粘膜や痰などの汚れがお口の中にたまっていきます。つまり、歯の有無や食事の摂り方には関係なく、お口のケアは必ず行わないといけません。
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